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2009 年 6 月 13 日

焼き物を育てる

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 10:54 AM

日本の工芸の世界において「時間が美しさを加える」という価値観があります。

とくに青磁の器などは、使えばつかう程目に見えない傷が表面についていくのですが、 

それが逆に味わい深いまったりとした光沢をだすのです。

これは光の乱反射によるものです。

焼き物の成熟を楽しむ感性が日本人にはあるのでしょうね。

ただ無理に傷をつけても、自然についた傷じゃなかったら不自然さが残るのは不思議です。

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