梅雨に入りむし暑い日が続いています。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日は梅雨の日の生地について話していこうと思います。
梅雨の日は轆轤で成形し削りに入る前の生地が、
口縁はすぐにかわくのですが、下部特に底部が乾きません。
この為、ヒビが生地の収縮率の関係でできやすく、困ります。
そこで、高台裏に焼き物の削り粉をしいて口部との乾きを
同じにすることにより、ひび割れを防止します。
私もヒビが生地に入るのには悩んでいましたが、こうして解決しました。
有田の伝統の知恵の紹介でした。